米GM、新たに240万台リコール 計1500万台に
これとは別に、GMは16日、エンジン点火スイッチの欠陥を10年前から知りながら放置し、この間に13人が事故死したとされる問題で、米運輸当局から3500万ドルの制裁金支払いを言い渡された。
同社の報道担当者は20日、新たなリコールについて、過去の反省に基づき素早い行動を心がけた結果だと説明した。
今年に入ってからの同社のリコール台数は米国内で1360万台、世界で計1500万台に上っている。1~3月期決算ではリコール関連費用を13億ドル計上し、利益の大半が打ち消された。
今回のリコールの費用は約2億ドル(約200億円)。すでに発表されているリコールと合わせ、4~6月期の決算に計上される費用は修理費だけで計4億ドルに達することになる。