テスラの中国販売が軟調に、投資家に懸念広がる
中国販売減速のニュースとロイターの報道を受け、テスラ株は11日の早い時間帯の取引で3%下落。株式市場開始前の取引ではさらに下げていた。
テスラの株価は昨年743%の目覚ましい上昇を見せ、同社は米国で最も評価額が高い企業のひとつとなった。自動車メーカーとしては優に世界一の評価額であり、6大自動車メーカーの合計に匹敵する。
ただ、今年は最初の数週間こそ好調が続いたものの、2020年10~12月期の決算がやや期待外れに終わると、1月後半には株価が頭打ちに。テスラ株は今回の下落前にすでに、ピーク時から29%下げて弱気相場入りしていた。