自転車で1万6000キロ走破、78歳おばあちゃんの旅の秘訣は
スクラップブックには、自宅や外国で出会ったすべての人々の写真などをびっしり張って保管。交流サイトや電子メールで世界中の友人と連絡を取り続けている。
マクドナルドさんによれば、モンタナ州ミズーラにあるマクドナルドさんの自宅を訪れた人の大半は、2晩にわたり滞在する。ミズーラは自転車利用が盛んなほか、国際的なサイクリング協会「アドベンチャー・サイクリング」の本部もあるためだという。
宿泊客には通常、食事を出したり洗濯をさせてあげたりし、くつろげる環境を作っていると話す。
マクドナルドさんがサイクリングを始めたのは1979年。離婚後に引っ越し、自転車が主な交通手段となった。現在は息子3人、孫1人、ひ孫2人を持つ曽祖母だ。
自転車旅行で最高の経験が得られる国としては、欧州ではオランダを1位、デンマークを2位、ドイツを3位に挙げる。「オランダとデンマークはサイクリングに最適な環境。ドイツでは、自動車の運転手が自転車に配慮してくれて本当に親切だ」という。