ソナー画像に写った「アメリア・イアハート搭乗機」、岩石層だった 捜索続く

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「ロッキード・10Eエレクトラ」とともに写真に収まる飛行士の草分け的存在、アメリア・イアハート/GL Archive/Alamy Stock Photo

「ロッキード・10Eエレクトラ」とともに写真に収まる飛行士の草分け的存在、アメリア・イアハート/GL Archive/Alamy Stock Photo

イアハートの謎の失踪

イアハートの失踪を巡っては数々の陰謀論が生まれたが、米政府は、イアハートと航法士のフレッド・ヌーナンは搭乗機の燃料切れで太平洋に墜落したと見ている。

イアハートとヌーナンは1937年7月2日、パプアニューギニアを飛び立った。米国立スミソニアン航空宇宙博物館の学芸員、ドロシー・コクラン氏によると、イアハートがハウランド島に近づくにつれ無線交信は活発になっており、失踪前に島に接近していたことがうかがえるという。米政府による16日間の捜索を経て、2人は海上で消息を絶ったと断定された。

コクラン氏は、イアハートの搭乗機の捜索が挫折したことに驚きはないと話す。「すべてに区切りをつけるため、彼らが機体を発見できることを願っている。とはいえ現実には、発見のハードルはとても高い。非常に難しいのが実情」と語る。

「私はまだ20世紀だった頃、これは史上有数の未解決の謎だと言っていた。今や21世紀に入ってかなりの時間が経つ。イアハートほどの名声を持っていた人物は他にいない。当時のイアハートは世界中で一挙一投足が注目され、劇的なフライトを行っていた」

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