映画の銃による暴力シーン、PG13指定で3倍に増加
米映画協会(MPAA)は映画の内容を自主的に審査し、だれもが鑑賞できる「G」から子どもが見る場合は保護者の指導が望ましいとされる「PG」、13歳未満の鑑賞に保護者の注意を促す「PG13」、17歳未満の入場に保護者同伴を求める「R」、17歳未満禁止の「NC17」まで、各指定に区分している。
研究チームによると、同じ期間にR指定の映画では銃暴力の増減がみられず、GまたはPG指定では逆に減っていることが分かったという。
子どもたちが映画やゲーム、テレビで目にする暴力シーンと実生活での暴力を巡っては、因果関係があるとの説とこれを否定する説があり、専門家の間で論争が続いている。