答え求めるサッカーファン、試合後の暴動への取り締まり巡り インドネシア

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ジャカルタのスポーツ省の外でチームのスカーフを広げ、犠牲者を追悼するサポーターら/Dita Alangkara/AP

ジャカルタのスポーツ省の外でチームのスカーフを広げ、犠牲者を追悼するサポーターら/Dita Alangkara/AP

(CNN) インドネシア東ジャワ州マランのスタジアムでサッカーの試合後に暴動が起き、多数の死者が出た件で、関係者から疑問を呈する声が上がっている。現場がどのような経緯で混乱状態に陥り、サッカー界で最大規模となる悲劇が引き起こされたのかについて、解明が求められる。

当該の試合は1日に行われ、同国リーグの2大チーム、アレマFCとペルセバヤが対戦した。ホームのアレマが2―3で敗れた後、憤慨した同チームのサポーターがフィールドに押し寄せた。

国家警察の発表によると、混乱の中少なくとも125人が死亡。300人以上が負傷した。政府は死者のうち33人が子どもで、3歳の幼児も含まれていたとしている。

保健当局者によれば、死因の多くは踏みつけられたことや窒息その他の呼吸障害だという。死亡したのは全員がアレマのサポーターだった。

相手のペルセバヤのサポーターは、ファン同士のトラブルを防ぐ目的でスタジアムへの立ち入りを禁止されていた。アレマがペルセバヤにホームで敗れるのは23年ぶりだった。

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