タイガー・ウッズ選手、母の死を報告 「最大のサポーターだった」
(CNN) ゴルフ界のスーパースター、タイガー・ウッズ選手はSNSを通し、母クルティダさんが4日に死去したことを明らかにした。死因には言及しなかった。
ウッズ選手はX(旧ツイッター)に、「母はほかのだれとも違う自然児だった」「私の最大のファンで、最大のサポーターだった。母がいなければ、私の個人的な成果は何一つ達成できなかっただろう」と投稿した。
「母は多くの人に愛されていた。特に2人の孫たちから」とも書き込み、ファンの支援に感謝した後で「大好きだよ、お母さん」と結んだ。
クルティダさんはタイ出身。ウッズ選手に寄り添う姿がよく見られた。米フロリダ州で先月開催された試合のテレビ中継でも、ほほ笑みながら同選手に拍手を送る様子が映し出された。
2010年にはウッズ選手の不倫騒動をめぐる記者会見を最前列で見守った。会見の席で同選手は自らの行動を「容認できない」と認めた上で、両親から教わった「中核的な価値によって生きるのを止めてしまっていた」と語った。
同選手は昨年のインタビューで、トレードマークの赤いシャツを着るようになったのはクルティダさんの言葉がきっかけだと明かした。逆らって青いシャツを着たら試合に勝てなかったと振り返り、「母はいつでも正しい」と話していた。
ウッズ選手の父アールさんは、06年に死去している。