26年W杯、決勝でハーフタイムショー導入 大会史上初
(CNN) 国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長は5日、2026年に開催されるワールドカップ(W杯)の決勝で、初めてハーフタイムショーを取り入れることを確認した。
大会は米国、カナダ、メキシコによる共催。決勝は米ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで7月19日に行われる予定だ。
1930年の第1回大会からこれまで、ワールドカップでハーフタイムショーが催されたことはない。インファンティノ氏はインスタグラムへの投稿で、W杯にとって「歴史的な瞬間」になるだろうと述べた。

コールドプレイのメンバーがW杯の出演アーティストの選出に協力する予定/Monica Schipper/Getty Images
ハーフタイムショーは権利擁護団体のグローバル・シチズンと提携する他、英国のバンド、コールドプレイも盛り上げに一役買う。
コールドプレイは2016年、米NFLスーパーボウルのハーフタイムショーで演奏を披露。この時はブルーノ・マーズやビヨンセといったアーティストにもスペシャルゲストとしての出演を呼び掛けていた。インファンティノ氏はコールドプレイが26年W杯で演奏するとは明言しなかったが、バンドのメンバーが出演アーティストの選出に協力してくれると述べた。
国際サッカー評議会(IFAB)が説明するサッカーの公式ルールによれば、試合のハーフタイムは15分を超えてはならないとされている。規定を変更し、スーパーボウルのハーフタイムショーのようなパフォーマンスを行える形式にするのかどうかは現時点で不明。
FIFAはCNNの取材に答え、既に発表された内容以上に詳しい情報は今のところないとした。
26年W杯の開幕戦は6月11日、メキシコ市のアステカ・スタジアムが会場となる。参加する代表チームは前回大会の32から48に増え、大会全体で104試合が行われる。