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「AIが5~10年以内に人類を破滅させる可能性」、CEOの42%が予想 CNN EXCLUSIVE

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AIが近い将来人類に及ぼし得る脅威について、CEOらが危機感を抱いているという/d3sign/Moment RF/Getty Images

AIが近い将来人類に及ぼし得る脅威について、CEOらが危機感を抱いているという/d3sign/Moment RF/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 人工知能(AI)がそれほど遠くない未来にもたらし得る人類存亡の脅威について、企業経営者の多くが真剣に危惧している実態が、米イエール大学の意識調査で明らかになった。

調査はこのほど開かれたオンラインイベントのイエールCEO(最高経営責任者)サミットで、119人のCEOを対象に実施。うち42%が、AIは今から5~10年以内に人類を破滅させる潜在的可能性があると回答した。

この調査にはウォルマートのダグ・マクミリオン氏やコカ・コーラのジェームズ・クインシー氏をはじめ、ゼロックスやズームなどのIT企業や医薬品、メディア、製造業などさまざまな業界のCEOが協力している。

AIの危険性をめぐっては大きく意見が分かれた。

AIが人類を破滅させる可能性について、CEOの34%は「10年以内」、8%は「5年以内」に起こり得ると回答。一方で、その可能性はなく「心配していない」とするCEOは58%に上った。

AIが惨事を引き起こす可能性については「誇張されすぎ」とみるCEOが42%だったのに対し、「誇張ではない」としたCEOは58%だった。

一方、AIの潜在的チャンスについて「誇張されすぎ」とする意見は13%にとどまり、「誇張ではない」が87%を占めている。

AIが変革させる可能性がある業界は、ヘルスケアの48%を筆頭に、プロフェッショナルサービス/ITが35%、メディア/デジタルが11%だった。

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