マラリア予防ワクチンで「画期的成果」、米衛生研など
今後さらに対象を広げて臨床試験を実施する必要はあるが、今回の結果は非常に有望だと研究チームは解説する。この研究結果は8日の科学誌サイエンスに掲載された。
マラリアは世界で年間2億人以上が感染し、2010年だけで約66万人が命を落としている。
サナリアなどは、3~4年以内にワクチンの効果を科学的に実証し、認可を得て流通準備が整うとの見通しを示している。一方で、今回の治験にかかわっていない別の専門家は、流通までには8~10年はかかると予想した。