「おもちゃの銃と勘違い」、祖母射殺の8歳少年 米
(CNN) 米ルイジアナ州で祖母(87)を射殺した少年(8)は、けん銃をおもちゃと勘違いして発砲したと断定され、今後も親元で暮らすことが認められた。
地元検事は26日、少年は明らかに動揺しているとの見方を示し、「本人や家族にどのような支援を提供できるかを検討している」と述べた。少年の身元は公表されていない。
調べによると、少年は先週、父方の祖母が住むトレーラーハウスに預けられた際、近くにあったけん銃で祖母を撃って死なせた。祖母がテレビを見ている後ろで、少年は直前までテレビゲームに興じていた。銃は袋かバッグに入った状態で、少年の手の届く場所にあったとみられる。検視の結果、祖母は1メートル前後の距離から撃たれたことが判明している。
同州の法律により、10歳未満の子どもは刑事責任を問われない。26日の法廷では、検事が少年と家族への支援を検討する協議を求めた。少年は今後カウンセリングを続けながら、父母や2人のきょうだいと暮らす予定。家族も要支援家庭として州の福祉サービスを受ける。法廷での次回協議は9月10日に開かれる。