トランプ氏、F35に代えFA18調達を示唆 ロッキードけん制
米軍のために今年購入されたF35は285機。このうち36機は海軍向けだった。ただ、空母で使われるF35Cは導入が遅れていることから、海軍はすでに、2020年まで毎年スーパーホーネット10~15機を追加購入していくことを検討している。
ボーイング社は新型の電子機器やステルス機能などを加えることでスーパーホーネットを常時改良しており、同機をF35の代替となる安価な戦闘機として売り出している。スーパーホーネットを運用しているのは海軍のみ。
ロッキード・マーチン社の株価は時間外取引で2%ほど下落した。同社の広報担当者のコメントは22日には得られなかったものの、マリリン・ヒューソンCEOはトランプ氏との会談後、「F35プログラムの重要性や、コスト削減に向けた我々の進展について議論する機会を持てたことに感謝している」と述べていた。