米陸軍試作のカノン砲、70キロ先の目標に命中 実験映像公開

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
米陸軍が試作段階のカノン砲で70キロ先の目標に誘導弾を命中させることに成功した/Dept. of Defense

米陸軍が試作段階のカノン砲で70キロ先の目標に誘導弾を命中させることに成功した/Dept. of Defense

(CNN) 米陸軍はこのほど、試作段階のカノン砲で43マイル(約70キロ)先の目標に精密誘導弾を命中させる実験に成功した。この時の映像も公開している。

実験はアリゾナ州にある陸軍のユマ試験場で実施された。飛翔(ひしょう)体として用いられたのは誘導砲弾「エクスカリバー」で、拡張射程カノン砲(ERCA)の試作機から発射された。

実験の結果、カノン砲の射程が今年3月の前回実験から3マイル延伸したことが示された。

当局者によると、陸軍の目標は2023年までにカノン砲の分野で優位性を獲得することだという。

長距離精密火力(LRPF)機能横断チームのジョン・ラファティー准将は今回の実験について「カノン砲で70キロ先に正確に到達するという目標に向け、陸軍の能力ギャップを埋める大きな前進となる」としている。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]