ホワイトハウスに新しい子犬が到着、来月は猫も 米大統領夫妻
(CNN) 米国のジョー・バイデン大統領夫妻の新しいペットとして20日、1匹の子犬がホワイトハウスに到着した。ジル・バイデン夫人の報道官がCNNに明らかにした。
新しい子犬はジャーマンシェパードの純血種で、同日、ホワイトハウスの南庭で遊ぶ姿が目撃された。
ジル夫人の報道官によると、子犬は「コマンダー」という名で、バイデン大統領の誕生日プレゼントとして、弟のジェームズ・バイデン夫妻から贈られた。バイデン大統領は11月20日に79歳の誕生日を迎えた。
コマンダーは9月1日生まれで、20日午後にホワイトハウスに到着した。
バイデン夫妻の愛犬のうち、ジャーマンシェパードの「チャンプ」は今年6月に13歳で息を引き取った。もう1匹のジャーマンシェパードで保護犬の「メイジャー」は、ホワイトハウス職員に対する問題行動が相次いだことを受け、デラウェア州ウィルミントンで過ごすことが多くなっている。
報道官によれば、訓練士や獣医師など専門家の意見を聴いた結果、大統領夫妻は、メイジャーにとっては静かな環境で一家の友人と過ごす方が安全だと判断したという。
今年3月にはシークレットサービスの要員など2人がメイジャーにかまれていた。
バイデン大統領夫妻は、ホワイトハウスに猫を迎える予定があることも明らかにしている。
報道官によると、猫はメスで、来年1月にバイデン一家に加わる予定。
ジル夫人は4月のインタビューでこの猫について「出番を待っている」と話していた。この数か月間は知人が面倒を見ているという。