米中間選挙 トランプ氏が大規模な選挙不正の可能性に言及、証拠示さず

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郵送投票用紙に記入する有権者=3日、米ペンシルバニア州ピッツバーグ/Jeff Swensen/Getty Images

郵送投票用紙に記入する有権者=3日、米ペンシルバニア州ピッツバーグ/Jeff Swensen/Getty Images

(CNN) 米国のトランプ前大統領は8日、ソーシャルメディア上で今年の中間選挙について、大規模な不正が起きる可能性があるとの見方を示唆した。根拠は挙げていない。

同氏は2020年の大統領選挙で大規模な不正があったとの誤った主張を繰り返し展開。今回も同様の事態が起きかねないとの認識を示した。

「選挙不正に関して同じことが起きているのか、2020年に起きたように???」と、トランプ氏は8日午後、自身の運営するトゥルース・ソーシャルのプラットフォームに書き込んだ。

20年の大統領選で、大規模もしくは結果を変えるほどの不正が行われた証拠はない。また22年の中間選挙でも、8日の初期の段階でいかなる重大な不正の兆候も確認されていない。

米国の選挙において、選挙不正に該当するのはたいてい票全体のごく一部にとどまる。

トランプ氏は一連のソーシャルメディアへの投稿で、様々な技術的問題が一部の州で起きていると主張している。こうした問題が意図的な不正行為に関係したものだとする証拠はない。当然ながら「選挙不正」との関係も認められていない。

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