米下院共和党トップ、「良い演説」だが「白地小切手は支持せず」 ゼレンスキー氏演説

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ゼレンスキー大統領の演説で上下両院合同会議に出席するマッカーシー氏=21日/Evelyn Hockstein/Reuters

ゼレンスキー大統領の演説で上下両院合同会議に出席するマッカーシー氏=21日/Evelyn Hockstein/Reuters

(CNN) 米下院共和党トップのマッカーシー院内総務は議会で行われたウクライナのゼレンスキー大統領の演説について、「良い」内容だったとしつつも、米国の対ウクライナ支援には説明責任が伴うようにしたいとの考えを示した。

マッカーシー氏は「とても良い演説だった。自由世界がこの戦いの継続を望む理由をいくつも示してくれた」と言及。そのうえで「私の立場は一度も変わっていない。ウクライナのことは支援するが、白地の小切手を支持したことはない。我々の使うあらゆる資金に説明責任が伴うようにしたい」とした。

演説前にゼレンスキー氏と何を話したのかとの質問に対しては、「現在の戦況や、勝利のために何が必要なのかについて話した」と明らかにした。

米国では現在、一部の共和党員からウクライナへの追加支援に反発する声が出ている。

ゼレンスキー氏は演説で議員に支援継続を求める一方、ウクライナへの支援は最終的に民主主義の保護につながると主張。「あなた方の資金は慈善事業ではない。世界の安全保障と民主主義への投資であり、我々は最も責任ある方法で扱う」と述べた。

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