ウクライナ大統領が米議会で演説 勝利には米国などの支援「不可欠」と訴え
(CNN) ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は21日夜、米連邦議会の上下両院合同会議で演説を行い、議員や米国民に戦争での支援継続を訴えた。
演説前にはホワイトハウスでバイデン大統領と会談した。今年2月の侵攻開始以降、ゼレンスキー氏が外国を訪問したのは初めて。
ゼレンスキー氏が下院の議場に入ると、議員とバイデン政権閣僚からの大きな拍手で迎えられた。
ゼレンスキー氏は「あらゆる確率や悲観的なシナリオに打ち勝ち、ウクライナは陥落していない。ウクライナは生きていて、活気がある」との強いメッセージを発信。米国民や「自由と正義に価値を置くすべての人々」の支援に感謝の言葉を述べた。
「世界は高度に相互に連携、依存していて、誰かが傍観したり、こうした戦いが続く中で安全を感じることは不可能になっている」とも語った。