大西洋でのロシア軍潜水艦の偵察任務、以前より活発 米軍幹部
(CNN) 米欧州軍のカボリ司令官は26日、大西洋全域へのロシア軍潜水艦の出動状況に触れ、ウクライナ戦争による活動への悪影響は見られず、監視任務などは以前と比べても増えていると報告した。
米下院軍事委員会で証言した。海面下での戦いやこれに伴う米国の対抗策を公の場で触れることは難しいとしながらも、「言えることは、ロシア軍潜水艦の活動は我々が長年見てきた以上に活発になっていることだ」と指摘した。
大西洋全域を含めた監視活動などのための出動の頻度は大抵の場合、以前と比べて多い水準にあると続けた。
この監視任務などの増加は、ロシアがウクライナ戦争に全ての労力を注ぎ込んでいる時期に起きていることに注意も向けた。