トランプ氏暗殺未遂事件容疑者、ユーチューブに反ユダヤ主義及び反移民関連の内容投稿か FBI

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ドローンで撮影した暗殺未遂事件が発生した会場。トランプ氏が立っていたステージと銃撃犯が射殺された建物の屋上が捉えられている/Carlos Osorio/Reuters

ドローンで撮影した暗殺未遂事件が発生した会場。トランプ氏が立っていたステージと銃撃犯が射殺された建物の屋上が捉えられている/Carlos Osorio/Reuters

(CNN) 米ペンシルベニア州の選挙集会で今月発生したトランプ前大統領の暗殺未遂事件で、連邦捜査局(FBI)はトランプ氏暗殺を図ったトーマス・クルックス容疑者に関連する可能性のある動画サイト、ユーチューブのアカウントを調べている。当該のアカウントのユーザーは、政治的な暴力や反ユダヤ、反移民的な主題を支持しているとみられる。捜査に詳しい情報筋がCNNに明らかにした。

FBIのアバテ副長官は30日、連邦議会の公聴会でアカウントを対象にした捜査に言及。クルックス容疑者がそのような主題を投稿していた可能性があるとしながらも、今はまだ同容疑者とアカウントとのつながりについて確認作業を行っている最中だとした。

当局者らが再三述べているところによれば、20歳のクルックス容疑者の犯行動機は依然として解明に至っていない。現在は本人のネット上への投稿を精査し、より多くの情報をつかもうとしている段階だ。

アバテ氏はごく最近見つかったソーシャルメディアのアカウントに触れ、クルックス容疑者と関係があるとみていると説明。およそ2019~20年にかけて運営されていたものだと述べた。

アカウントからは700件を超えるコメントが投稿されていた。反ユダヤ主義や反移民に関する主題を反映し、政治的暴力を支持するとみられる内容で、過激な性質を帯びているという。

CNNはユーチューブにコメントを求めている。

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