米ワシントン旅客機衝突事故 全67人の遺体を収容、残骸回収進めて原因究明へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
回収される旅客機の一部=3日、米バージニア州アーリントン/Jose Luis Magana/AP

回収される旅客機の一部=3日、米バージニア州アーリントン/Jose Luis Magana/AP

連邦航空局(FAA)事故調査室の室長を務めたスティーブ・ウォレス氏は、事故の原因は最終的には明らかになると確信していると述べた。

ウォレス氏はCNNの取材に対し、「レーダーのデータがあり、目撃者がいて、全ての機体の残骸がある。なくなったものはない」と述べた。

国家運輸安全委員会(NTSB)の分析によれば、アメリカン航空のフライトデータからは衝突の直前に機首が上がったことが示されている。

調査の重要な焦点としては、ヘリコプターが、ポトマック川東岸に沿ったルートを飛行する際に守るべき高度制限である200フィート(約60メートル)を超えていたかどうかだ。

旅客機の記録では衝突時の高度は約325フィートとなっている。だが、NTSBによれば、航空管制官はヘリコプターが200フィートを超えた兆候をとらえていなかった。

NTSBは、ヘリコプターの飛行記録や音声を収めた「ブラックボックス」も回収しており、データの収集を進めている。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]