米特使、20日にウクライナ訪問 ゼレンスキー氏は前線視察を提案
(CNN) トランプ米政権でロシア・ウクライナ担当のケロッグ特使が20日にウクライナを訪問する。ウクライナのゼレンスキー大統領が明らかにした。
ゼレンスキー氏は17日、記者会見で、ケロッグ氏が20日からウクライナを訪問すると明らかにした。訪問の期間は2日かそれ以上になるという。
ゼレンスキー氏はケロッグ氏が前線を視察することを希望すると語った。
ゼレンスキー氏は「ケロッグ氏にとって、すべてを理解して、それをホワイトハウスに持ち帰ることが重要だ」と指摘。ゼレンスキー氏は、ケロッグ氏が米国に帰国した後、自身がトランプ米大統領といつ会談することになるのか分かると思うとの見通しを示した。
米国とロシアは、ウクライナでの戦争の終結に向けて、サウジアラビアで協議を行う。米ロ協議の対応に向けて、欧州諸国の指導者がパリで話し合いを行うが、ゼレンスキー氏は将来の協議に欧州諸国が参加すべきだと強調した。「欧州は交渉の席につくべきであり、それはウクライナにとって非常に重要だ。どのような形式で参加するかはまだわからないが、欧州は間違いなく交渉の席につく」