対中追加関税は計145%、米ホワイトハウスが修正

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香港の葵涌コンテナターミナルに停泊するコンテナ船/Peter Parks/AFP/Getty Images

香港の葵涌コンテナターミナルに停泊するコンテナ船/Peter Parks/AFP/Getty Images

(CNN) 米ホワイトハウスは10日、中国からの輸入品への追加関税は145%だと説明を修正した。トランプ大統領は前日に対中追加関税を125%に引き上げると明らかにしていた。

中国に対する追加関税がさらに大きくなったことを受けて、米株式市場ではダウ工業株平均の前日比の下げ幅が一時2000ドルを超え、主要通貨に対してドル安が進んだ。9日には、トランプ氏がほぼ全ての国・地域に対する相互関税を90日間停止すると発表し、ダウ平均は大幅に上昇していた。

ホワイトハウスによると、トランプ氏が9日に発表した125%の「相互関税」は、すでに発動されている20%の追加関税に加算される。9日の時点では、125%が加算後の数字なのかどうかは明確ではなかった。

トランプ政権は2月に、中国が不法移民や合成麻薬フェンタニルの米国への流入を助長しているとして、同国に10%の追加関税を課し、3月には20%に引き上げていた。

米国はまた、中国から発送される800ドル(約11万円)未満の輸入品に来月2日から120%の関税を課す。

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