中国共産党指導部、約半世紀ぶりにアフガニスタンを訪問
カブール(CNN) 中国共産党指導部の1人で、司法・警察を束ねる政法委員会書記の周永康(チョウ・ヨンカン)氏は22日、アフガニスタンを予告なしに訪問し、カルザイ大統領と会談した。国営新華社通信が伝えた。
会談では、投資や二国間貿易からテロや麻薬の不正取引への対策まで、幅広く議論した。中国共産党指導部がアフガニスタンを訪問するのは46年ぶり。
周氏は「中国とアフガニスタンの関係を強化・発展させることは、中国政府と共産党の一貫した方針だ」と述べ、中国はアフガンの平和と安定のために「適切な貢献」を行う用意があると表明した。
中国政府は安全上の理由で同氏の訪問を発表していなかった。