空港を襲撃した容疑者5人が死亡 パキスタン
イスラマバード(CNN) パキスタン北西部のペシャワルの警察は17日までに、ペシャワル空港がロケット弾などで襲われた事件で、容疑者の潜伏先を強制捜索をしようとしたところ銃撃戦となり、5人が死亡したと明らかにした。
警察によれば、16日午前に容疑者が隠れていた家を捜索しようとしたところ、銃撃戦となり3人を殺害。残りの2人は自殺した。警察によれば、容疑者らは住居のオーナーを人質にとったという。
武装集団は15日、ペシャワル空港をロケット弾などで攻撃したが、爆発物を積んだ車両を空港に侵入させることには失敗。車両は空港の外壁に衝突して爆発し、武装集団5人が死亡した。ロケット弾により、民間人が4人死亡したほか35人が負傷したという。
防衛相によれば、武装集団は国際空港に隣接する空軍基地を狙っていた可能性がある。
反政府勢力パキスタン・タリバーン運動(TTP)も「軍の施設を狙った」と語り、犯行を認めている。