メキシコ石油公社で爆発 死傷者多数
メキシコ市(CNN) メキシコの首都メキシコ市にある石油公社ペメックスのオフィスビルで31日に爆発があり、オソリオ内相によると、少なくとも25人が死亡し、100人が負傷した。
CNN系列局フォロTVによると、建物には数十人が取り残されている。内相は、生存者の救出作業が続けられていると語った。
ペニャニエト大統領は短文投稿サイト「ツイッター」で、救助隊が少なくとも生存者1人を助け出したと述べた。
ぺメックス本社は54階建てのタワーを含むオフィス地区にある。ミード外相らによると、爆発はタワー東側に隣接するビルの地階で起こった。
タワー付近からは大きな煙が上がり、現場には救急隊が駆けつけて負傷者などを搬送している。爆発時にビルの外側にある庭にいた人は、「人々が叫んでいた。壁の破片が地面に落ちてくるのが見えた」と爆発当時の状況を語った。
ぺメックス広報は国営メキシコ通信に対し、爆発を受けて従業員はオフィスから避難したと説明。「負傷者が発生し、大きな被害が出ている」と語った。負傷者の数や爆発の原因は分かっていないという。