米軍、ISIS空爆にB52 4月にも投入へ
米サウスダコタ州エルスワース空軍基地所属の第28爆撃飛行隊の報道発表文によると、B1はイラクなどでのISIS拠点空爆に6カ月間参加し、出撃回数は490回に達した。
一方、中東地域を担当する米中央軍の報道担当者は13日までに、ベトナム戦争中に使われた双発エンジンのプロペラ機である攻撃機OV10ブロンコの2機をISIS拠点への空爆に出動させたことを明らかにした。
既に退役していた2機を再利用したもので、ISIS掃討戦の遂行に有用なのかを見極める試験的な利用としている。
同機は軽量で低速飛行が可能なことから、最新技術を搭載するF15やF35両型機などと比べ、地上部隊への支援でより効果的かなどを検証する方針。1回の飛行に要する経費がジェット機より安い点も注目されている。
戦闘任務での2機の出動回数はこれまで120回。これら試験運用の評価は既に米国防総省の軍事的な需要の評価担当部門に送られており、同機使用の継続の是非に関する最終判断の材料にするという。