中国が検閲強化か、「くまのプーさん」ネットから消える
中国版ツイッターの「微博(ウェイボー)」では、「くまのプーさんと習近平」を検索すると、中国語でも英語でも、「法規制に従って結果は表示されません」というメッセージが出る。
18日夕までには、中国語で「くまのプーさん」というフレーズをコメントに投稿することもできなくなった。
ただ、各国のメディアや米国のコメディー番組が「プーさん禁止」を取り上げて注目が高まる中で、微博のコメント制限は18日夜までに解除されたとみられる。
プーさんの絵本や玩具などの商品は、今も中国のネット通販で販売されている。
一方、中国で放送されたCNNのニュース番組は18日を通して、プーさん禁止の話題が報じられるたびに画面が暗転した。
規制強化の発端になったのは、13日に死去した中国の反体制活動家、劉暁波(リウシアオポー)氏の写真だったという説もある。妻と並んで立ち、パジャマ姿でほほ笑む劉氏が手に持っていたのは、プーさんのマグカップだった。
One more reason China banned #WinnieThePooh #維尼熊 :)#LiuXiaobo & his wife #LiuXia smiling with Winnie the Pooh #mugs in hospital b4 he died. pic.twitter.com/nSr8Ry99NB
— Helen L.H. Wong (@helenwonglh) 2017年7月18日