ソマリアの軍事施設に襲撃、3人死亡 シャバブが犯行声明
ソマリア・モガディシオ(CNN) アフリカ東部ソマリアの首都モガディシオ近郊にある軍事施設で14日、イスラム過激派組織「シャバブ」による襲撃があり、ソマリア軍によれば、3人が死亡した。
軍当局者によれば、軍は車両爆弾と銃による侵入を阻止したが、襲撃によって3人が死亡した。この軍事施設は新しく建設されたもので、モガディシオから約70キロ離れた位置にある。
国際テロ組織アルカイダ系のシャバブが犯行声明を出した。声明は出されたが、補強となる証拠は提示していない。
襲撃の数時間前、国営メディアは、シャバブの広報担当が軍事施設のある区域での軍事作戦によって負傷したと伝えていた。
米国は2008年、シャバブをテロ組織に指定した。米シンクタンク、外交問題評議会によれば、シャバブはソマリアをイスラム原理主義の国に変えることを目指している。
シャバブは政府高官や公共の場を狙った最近の襲撃について犯行声明を出している。CNNはこうした主張を独自に確認していない。