スーダン軍、解任したハムドク首相を復職
ハムドク氏は21日、自宅軟禁から解放された。目撃者によれば、先月のクーデター以降、ハムドク氏の住居を包囲していた治安部隊が撤収した。しかし、個人の護衛は住居に残っているという。
今回の合意については一部で反発も出ている。警察は21日、大統領府近くにいた抗議デモの集団に対して催涙ガスを発射した。デモはハルツーム市内で始まり、市中心部の大統領府に移動していた。
ダルフール弁護士会は「再度の取引はない」「ブルハンを先月25日以降に犯した罪で責任を負わせるところから解決は始まる」と反発した。
「自由と変化宣言勢力(FCC)」もクーデターの陰謀を企てた者に「交渉、協力、正統性の余地はない」として合意を拒絶。スーダンの医師団体SDSも合意のニュースを受け入れない姿勢を示した。