ヘンリー王子が回顧録で明かしたこと 9つのポイント

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エリザベス女王の死後に再会を果たしたウィリアム皇太子とキャサリン妃、ヘンリー王子、メーガン妃=2022年/Chris Jackson/Getty Images

エリザベス女王の死後に再会を果たしたウィリアム皇太子とキャサリン妃、ヘンリー王子、メーガン妃=2022年/Chris Jackson/Getty Images

4.アフガン従軍で戦闘員を殺害

アフガニスタンでの従軍中、イスラム主義勢力タリバンの戦闘員25人を殺害したことを告白し、「相手が人間だと思ったら殺せない」「チェスの駒だと思うように訓練された」と回想した。

この部分は英軍関係者の反発と、タリバンの怒りを招いている。

5.エリザベス女王との別れ

昨年9月に死去した祖母エリザベス女王との別れについても書いている。

それによると、最初にチャールズ国王からの電話で、スコットランドのバルモラル城に滞在中だった女王の病状が悪化しているとの連絡が来た。

すぐにウィリアム皇太子とキャサリン妃にメッセージを送り、バルモラル城にいつ駆け付けるかと尋ねたが、返事はなかった。

続いて国王から、バルモラル城を訪れてもいいがメーガン妃は歓迎しないという電話があった。

スコットランドへ向かう機中でメーガン妃から連絡があり、ニュースサイトで女王の逝去を知った。

遺体が安置された部屋で、母の遺体とは対面できず後悔したことを思い出したとつづっている。

6.キャサリン妃を怒らせたメーガン妃の発言

18年の結婚式を前に夫婦でウィリアム皇太子とキャサリン妃の住まいを訪ねた際、メーガン妃の発言がキャサリン妃を怒らせたというエピソードも書かれている。

王子によれば、皇太子夫妻との軋轢(あつれき)を払拭(ふっしょく)したいと願っての訪問だった。

メーガン妃が出産直後だったキャサリン妃に、ホルモンの影響で妊産婦の記憶力などが低下する「ベイビーブレーン(赤ちゃん脳)」ではないかと指摘したところ、キャサリン妃は「ホルモンのことを言われるほど親しい間柄ではない」とはねつけた。

ウィリアム皇太子も「失礼だ」とメーガン妃を指差し、英国での作法に反すると注意した。

メーガン妃はキャサリン妃を傷付けるつもりはまったくなかったと説明し、もし傷付けたなら二度と起きないように教えてほしいと伝えた。

全員が「一応ハグして」、その場は収まったという。

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