大地震発生から8日、「がれきの下からまだ声が」 トルコの救助チーム
(CNN) トルコ南部の大地震から8日目の13日、被災地で捜索救助作業にあたっているチームは、がれきの下からまだ声が聞こえると語り、生存者の発見に望みを託した。
CNNトルコの生中継では、南部カフラマンマラシュ県の被災地で、がれきの下敷きになったとみられる姉妹3人を救助隊が助け出そうとする場面が映し出された。
同県では13日、地震発生から約185時間後に10歳の少女が救助された。14日も18歳の少年と男性1人ががれきの下から助け出された。
だが現地で確認された死者は3万6000人を超え、生存者の知らせも減り始めている。
13日にシリア側の被災地、北西部アレッポを訪れた国連のグリフィス緊急援助調整官は、捜索救助の段階が終わりつつあると指摘。今後は被災者らに避難所、精神的ケア、食料、教育や将来への見通しを提供する人道活動の段階に入ると述べた。