武装集団が相次ぐ襲撃、44人死亡 ブルキナファソ

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ブルキナファソはイスラム系武装勢力による暴力の中心地となっている/Sophie Garcia/AP

ブルキナファソはイスラム系武装勢力による暴力の中心地となっている/Sophie Garcia/AP

(CNN) 西アフリカのブルキナファソ北部で二つの村が相次いで襲撃され、当局者によると民間人少なくとも44人が死亡した。

地元当局者は、テロ集団による「卑劣で野蛮な」襲撃だったとしているが、特定の組織は名指ししていない。

当局者は「悲しみに暮れる家族に心から哀悼の意を表し、負傷者の早期回復を祈る」との声明を発表した。

事件の詳細は不明だが、被害に遭った村の住民は、6日に「大勢のテロリスト」による襲撃があり、一晩中銃声が聞こえていたとAFP通信に証言した。

世界最貧国の一つであるブルキナファソは、国際テロ組織アルカイダや過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)とつながりのあるイスラム系武装勢力による暴力の中心地となっている。

隣国マリで2012年に始まった暴力はその後、サハラ砂漠南部のサヘル地域に拡大している。

ブルキナファソの北部と東部は18年以来、広大な範囲が無政府状態となり、バイクに乗った集団による襲撃が頻発。数千人が死亡し、数百万人が襲撃を恐れて避難している。

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