「ロシア軍が極超音速ミサイルを初めて使用」 ウクライナが主張

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キーウでロシアのミサイル攻撃後に発生した火災の消火作業=2月7日/Serhii Loparev/Ukrinform/NurPhoto/Reuters

キーウでロシアのミサイル攻撃後に発生した火災の消火作業=2月7日/Serhii Loparev/Ukrinform/NurPhoto/Reuters

専門家らはツィルコンについて、ロシアの発表通りだとすれば強力な武器だと指摘。マッハ8(音速の8倍)、時速約9900キロで飛行し、地対空ミサイル「パトリオット」などによる欧米最高水準の防衛システムでも迎撃はほぼ不可能とみている。

射程は500~1000キロ。飛行中、気体が電離した「プラズマ」に完全に覆われる。電波を吸収するため、レーダーで検知できない。

ただし高価な技術であることから、大規模な生産、配備は難しいとみられる。

7日の攻撃で撃ち込まれたミサイルのうち、旧式の巡航ミサイル32発のうち29発はウクライナの防空システムで撃墜されたが、短距離弾道ミサイル「イスカンデル」3発、超音速巡航ミサイル「Kh―22」4発は着弾した。ウクライナ軍はこの2年間で、Kh―22を1発も迎撃できていないとされる。

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