ガザ北部に食料搬入、先月20日以来 WFP

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(CNN) 国連世界食糧計画(WFP)は12日、パレスチナ自治区ガザ地区のガザ市に先月20日以来となる食料搬入を行ったと発表した。2万5000人分の食料を届けたとX(旧ツイッター)で明らかにした。

WFPはガザが「飢餓の瀬戸際」にあると警告し、「食料を毎日届けなければならない。ガザ北部に直接アクセスする箇所が必要だ」と訴えた。

ガザ地区では、イスラエルが同地区への支援物資の搬入を厳しく制限しているため、必要な物資が枯渇している。避難している人々はCNNに、子どもに食べ物を与えることが困難だと語っている。

また医師らによると、母親らは食べ物や水をまともに取っていないために乳児に母乳を与えられないという。機能不全状態にある医療施設には親が粉ミルクを求めてやって来る。

ガザ市西部では先月29日、人々が食料を得ようと支援物資を搬入するトラックの周囲に集まった際の混乱で100人超が死亡した。

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