仏大統領、ガザで使用の武器の禁輸呼び掛け

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フランスのマクロン大統領が、ガザでの戦闘に使われている兵器について売却の完全停止を呼び掛けている/Krisztian Bocsi/Bloomberg/Getty Images

フランスのマクロン大統領が、ガザでの戦闘に使われている兵器について売却の完全停止を呼び掛けている/Krisztian Bocsi/Bloomberg/Getty Images

(CNN) フランスのマクロン大統領は5日、パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘に使われている兵器について、売却の完全停止を呼び掛けた。フランスはこうした武器の供給に関与していないと強調している。

マクロン氏は仏ラジオ局の取材に対し、現在の優先事項は、政治的状況に戻ることであり、ガザでの戦闘に使われる武器の供与を停止することだとの見方を示した。

イスラエルによるガザへの爆撃により数万人のパレスチナ人が死亡するなか、人権団体は、イスラエルへの武器の売却を停止しなかったとして、米国やドイツ、英国などを批判している。

フランスのルコルニュ国防相は、フランスがイスラエルに供給しているのは主に予備部品であり、兵器については供給していないと繰り返し主張している。

ただ、こうした反応も国内外のNGOを満足させてはいない。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルのフランス支部のトップは今年に入り、公開書簡で、マクロン氏に対し、軍需物資の輸出を完全に停止するよう求めていた。

英政府は9月、イスラエル軍がガザで使っていた兵器の輸出許可の一部を停止すると発表して、イスラエルのネタニヤフ首相からの反発を買っていた。

ロイター通信は先に、ドイツがイスラエルへの新たな武器輸出の許可について、承認手続きを停止していると報じていた。

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