プーチン氏とトランプ氏の会談、2回以上の可能性も ロシア大統領府

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ロシアのプーチン大統領(左)と米国のトランプ大統領がこれまで公になっている会談以外にも接触した可能性があると、ロシアの大統領報道官が明らかにした/Getty Images

ロシアのプーチン大統領(左)と米国のトランプ大統領がこれまで公になっている会談以外にも接触した可能性があると、ロシアの大統領報道官が明らかにした/Getty Images

(CNN) ロシアのペスコフ大統領報道官は、ロシアのプーチン大統領と米国のトランプ大統領がこれまで公になっている会談以外にも接触した可能性があると明らかにした。

ペスコフ氏は、ロシア国営テレビが23日に放送したインタビューで、「我々は把握している会談について伝えている。しかし、他の全てを排除することはできない」と述べた。

これまでのところ、米国で第2次トランプ政権が始まって以降、両首脳による電話会談があったと発表があったのは2月12日と3月18日の2回。

トランプ氏は最初の電話会談後、ウクライナでの戦争を終結させるための交渉を「即座に」開始すると明らかにした。その2週間後に米国とロシアの代表団がサウジアラビアで会談した。

2度目の電話会談では、両首脳は米国が提案したウクライナでの30日間の停戦について協議を行った。プーチン氏は米国の停戦案に合意しなかったが、ウクライナ政府とロシア政府はエネルギーインフラへの攻撃を一時的に停止することを約束した。

ペスコフ氏の今回の発言は、両首脳の関係が深まる可能性を示唆している。今回のペスコフ氏の発言の前には、トランプ米政権のウィトコフ中東担当特使が、トランプ氏へ贈る肖像画をプーチン氏から受け取ったことや、トランプ氏の暗殺未遂事件の後、プーチン氏が「友人」のために祈ったことなどを明らかにしていた。

米ロ首脳の非公表の会談の可能性は、西側諸国の指導者にとって、さらなる頭痛の種となりそうだ。西側諸国の指導者は、米国が伝統的な欧州の同盟国を冷遇する一方、ロシアと友好的な関係を深めることへの対処に苦慮している。

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