会議を効率化するためには、歩け! 「散歩ミーティング」が静かなブーム

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オフィスで体を動かせば、生産性も向上するという

オフィスで体を動かせば、生産性も向上するという

フィットネスの専門家による研究は、単に立ち上がるだけで、オフィスで働く人の思考力が向上することを示している。

米医薬品・健康関連用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の子会社で、健康増進・生産性向上などで企業社員をサポートするコンサルティング会社ウェルネス・アンド・プリベンションのジャック・グロッペル氏は、職場で30分ごとに1回立ち上がって1~2分歩き回ることを、生産性を向上させる方法だとして推奨している。

体を動かし始めた直後の1~2分の間には、心拍数が少しだけ増加し、より多くの酸素が脳に届けられるというのだ。

この方法を90日間試した従業員は、よりエネルギッシュになったほか、集中力が増し、仕事に取り組む意欲も向上したと感じていたという。このため、グロッペル氏は、資料を読みながら歩くことを勧めている。

そして、このような方法の普及のためには、企業経営者が、会議中に定期的に立ち上りストレッチをすることを容認し、率先することが必要だとも同氏は主張している。

経営コンサルタントのトバック氏によれば、散歩ミーティングの普及のためにはもう1つの障害があると指摘。「人々はますます怠惰になり、運動をしなくなっている」と付け加えた。

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