米国のファストフード依存調査、成人36.6%が常時摂取

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健康志向のメニューも登場しているが、それ以外の品目はカロリーの高さに注意が必要だ

健康志向のメニューも登場しているが、それ以外の品目はカロリーの高さに注意が必要だ

食事内容の改善などを研究する米NGO「ラッド・センター」は先月、両親の91%は昼食もしくは夕食時に子どものためのファストフードを4大チェーン店の1店で購入していたとの調査報告書を発表。調査は16年の実施で、両親の871カップルにインターネット上で尋ねていた。4大チェーン店はマクドナルド、バーガーキング、ウェンディーズにサブウェイとなっている。

同准教授は平均して1週間に2.4回はこれらの店を訪れている計算となり、子どもの約3分の1がファストフードに頼っているデータとして理解出来ると述べた。

91%との数字は、771カップルを対象にした10年の同様調査時の79%、835カップルの13年調査時の83%からいずれも増えていた。

ハリス准教授は、ファストフード業界が10年以降、宣伝活動を大幅に増やしたのは周知の事実とし、両親は利用しやすく、値段が手ごろで子どもが好きな食べ物があるファストフード店を愛用していると説明した。

その上で店側は子ども向けにより健康なメニューを打ち出している現状に触れ、一部はそうであったとしても他の品目はカロリー量が高く、脂肪分や塩分が高水準にあると注意を促した。

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