「最強の狙撃手」ら2人を射撃場で射殺、元兵士逮捕 米
同容疑者は午後8時、現場から約140キロ離れた同州ランカスターの自宅で発見され、トラックで逃走を図ったものの同9時ごろ逮捕された。地元保安官によると、3日の時点で犯行を認める供述はなく、動機も明らかになっていない。
米軍関係者や同保安官によると、ルース容疑者は10年まで4年間、海兵隊に所属していたが、現在は失業中だったとみられる。同容疑者の母親がカイル氏に、息子の手助けを依頼していた可能性もあるという。同容疑者がPTSDの診断を受けていたかどうかは明らかでない。
カイル氏の友人はCNNに「(同氏は)素晴らしい人格者であり、とても謙虚でゆかいな人物だった」と話した。同氏は最近、オバマ米大統領の銃規制強化案は「市民の武装権を定めた合衆国憲法に違反する」として、反対を表明していた。