人質の男児を保護、容疑者死亡 立てこもり7日目で突入 米アラバマ
アラバマ州ミッドランド・シティー(CNN) 米アラバマ州ミッドランド・シティーでスクールバスを襲った男が男児(5)を人質に自宅の地下壕(ごう)に立てこもった事件で、捜査当局者は事件発生から7日目の4日午後、男児が保護され、容疑者の男は死亡したと述べた。
男児は無事とみられる。同州の下院議員はCNNに、男児が近隣の病院へ搬送されたと語った。
米連邦捜査局(FBI)特別捜査官によると、容疑者が銃を構え、男児が危険にさらされていると判断したFBIのチームが午後3時すぎに突入作戦を実行し、男児を救出した。
地元住民の1人は、「飛び上がるほど大きな爆発音が響き、続いて銃声が聞こえた」と話している。
警察によると、ジミー・リー・ダイクス容疑者(65)は1月29日、スクールバスを襲い、運転手を殺害。男児1人を連れて地下壕(ごう)に立てこもった。当局は同容疑者の説得を続けたが、交渉方針や容疑者からの要求の有無は公表していなかった。