フォント変えれば数百万ドルの節約に、米14歳が政府に提言
連邦政府の印刷コストは年間18億ドルに上る。スヴィア君は米政府印刷局のウェブサイトから5枚のサンプルページを入手し、テストを繰り返した。その結果、学校の場合と同様、書体を変えれば費用の節約になるとの結論に至った。
米一般調達局の推計では、米政府全体のインク代は年間4億6700万ドルに上る。スヴィア君はこの数字を基に、仮に連邦政府がガラモンを使用すれば、それだけでインク代総額の約3割に当たる年間1億3600万ドルの節約になると結論付けた。また州政府も追随すれば、さらに2億3400万ドルを節約できるとしている。
政府印刷局のメディア・広報担当マネジャー、ゲイリー・サマセット氏は、スヴィア君の調査結果について「注目に値する」としながらも、印刷局の環境維持の取り組みは、コンテンツのウェブへの移行が中心だとし、書体の変更については明言を避けた。