「他人に優しすぎる」少年を教育目的で誘拐・監禁か 米
少年が泣き出すと、同僚は少年に銃を見せ、泣き止まないと痛い目に遭うと脅したという。同僚は、ビニール袋で少年の手足を縛り少年が見えないように自分の上着を少年の頭にかぶせた。そして、目隠しされた少年を少年の母親の家の地下室に連れて行き、そこでおばが少年のズボンを脱がした。
少年はその後しばらく地下室で拘束された後、束縛を解かれ、2階に行くよう命じられ、そこで家族が少年に他人の危険性について説教をしたという。
少年の母は児童誘拐、児童虐待、ネグレクトの罪に問われており、祖母、おば、おばの同僚の3人は監禁の罪に問われている。
おばは、少年が他人に「優しすぎる」として、少年に「恐怖」を与えるために同僚に少年の誘拐を持ちかけた。少年の母と祖母も少年を教育するために合意したという。
少年が4日に学校関係者に顛末(てんまつ)を話したことにより事件が発覚。少年は無事に保護された。