米大統領報道官、初の定例会見 「人出」報道にも言及
ワシントン(CNN) トランプ米新政権のショーン・スパイサー大統領報道官が23日、初の定例記者会見に臨んだ。過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」との戦いや通商問題、対ロシア政策から反トランプデモ、報道陣との関係まで、幅広い分野にわたって政権としての考えを述べた。
スパイサー氏はISIS掃討作戦について、トランプ大統領にはロシアを含めたあらゆるパートナーと協力する用意があると述べた。
トランプ氏が大統領令で離脱を決めた環太平洋経済連携協定(TPP)に代わり、アジア諸国との二国間協定を目指す方針を改めて示した。
トランプ氏はこのほか、人工妊娠中絶に携わる民間団体への連邦助成金禁止というルールを復活させる大統領令にも署名したという。
スパイサー氏はまた、新政権の移民政策について、犯罪歴があったり米国に脅威を及ぼしたりする不法移民を退去させることが最優先だと指摘した。