「本当にバカ」、マスク氏とナバロ大統領顧問の応酬が過熱
テスラは2021年以降、組み立て地や部品の製造場所、エンジンとトランスミッションの原産地、米国の製造業労働者などを基準としたカーズ・ドット・コムの米国製インデックスで首位を維持している。ただ、テスラが関税の影響を免れてはいないことはマスク氏も認めている。
マスク氏は先月、Xで「テスラへの関税の影響は依然大きい」と述べていた。
マスク氏は関税政策ではトランプ氏とも意見を異にしており、自由貿易に関する動画を投稿したり、イタリアでの会合で米欧間の関税はゼロにすべきとの見方を示したりしている。米紙ワシントン・ポスト紙は7日、マスク氏がトランプ氏に「直言した」と報じた。
マスク氏が政策や人事をめぐりトランプ氏と意見を違えるのは今回が初めてではない。ただ、マスク氏はトランプ氏の最大の支持者にして最高顧問でもあり、関税を巡る意見の相違は両氏の間でも特に隔たりが大きい。