トランプ氏、関税は「世界との戦争」から一転 「全く戦争ではない」

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ワシントンで開かれた全国共和党下院委員会(NRCC)の晩さん会で演説するトランプ米大統領=8日/Anna Moneymaker/Getty Images

ワシントンで開かれた全国共和党下院委員会(NRCC)の晩さん会で演説するトランプ米大統領=8日/Anna Moneymaker/Getty Images

(CNN) トランプ米大統領は、自身の関税政策について「世界との戦争」と称していたが、一転して「全く戦争ではない」と述べ、交渉のため米国に高官を派遣している国々を挙げた。

トランプ氏は8日、ワシントンで開かれた全国共和党下院委員会(NRCC)の晩さん会で「私は世界との戦争だと考えているが、全く戦争ではない。なぜなら、彼らは皆、米国にやって来ているからだ。日本も今まさに米国に向かっている。大勢が飛行機に乗っている。皆、タフな交渉者だ」と述べた。

トランプ氏はさらに、各国が電話をかけてきて「協定を結ぼうと必死になっている」とし、「お願いです、大統領、協定を結んでください。何でもします」とひれ伏し、関税を回避しようとしていると語った。

中国からの輸入品に対する米国の関税は、米東部時間9日午前0時に104%に引き上げられる見通し。一方、欧州連合(EU)を含む数十カ国には11%から50%の関税が発効する。

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