ウクライナ軍が短距離ミサイル発射か 調査団は現場に入れず
ドネツク(CNN) 米国や日本によるロシアへの追加制裁が発表されるなか、ウクライナ東部では29日も戦闘が続いた。
米当局者3人がCNNに語ったところによると、ウクライナ政府が親ロシア派拠点に射程約80キロの短距離弾道ミサイルを撃ち込んだとの情報もある。攻撃を受けた場所や被害の規模は明らかでない。
東部ドネツクでは、マレーシア航空機撃墜事件の現場入りを目指す欧州安保協力機構(OSCE)の調査団がこの日も戦闘に阻まれ、3日連続で待機を余儀なくされた。
米国やウクライナはマレーシア機の撃墜にはロシア製のミサイルシステムが利用されたとみている。ロシアや親ロシア派は、撃墜の責任はウクライナ政府にあると反論している。