ケニアの鉄道支えたインド人移民たち

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シャーさんにとって、祖父らが地元社会や鉄道建設に貢献してきたことは誇りだ。「私は胸を張って自分がケニア人だと言える」と彼女は言う。

だが地方では、インド系とアフリカ系住民の関係は複雑だ。

鉄道の終着点、キスムのシャキール・アハメド議員はインド系で、妻はアフリカ系だ。アハメド議員は「モンバサや(タンザニアの大都市)ダルエスサラームと違い、(キスムのインド系住民は)真の同化には至っていない」と語る。「同化したと言えるのは買い物やビジネスの場面だけだ」

インド系住民は経済において大きな役割を果たしているものの、社会にさらに溶け込む努力や孤立を防ぐよう努める必要があるとアハメド議員は考えている。

「私たちはケニアの(全人口の)1.4%にも満たないが、経済のおそらく30~40%を握っている」と議員は言う。「(だが)この地で稼ぎ、生活するならば、この国に貢献しなければならないことを忘れてはならない」

この言葉には、この美しい国に初めて上陸した1世の人たちも、心から同意してくれるはずだ。

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