ハマス最高指導者、イスラエル空爆で息子3人に加え孫4人も失う
(CNN) イスラエル軍の空爆で息子3人を殺されていたイスラム組織「ハマス」の最高指導者であるハニヤ政治局長が、この攻撃で孫4人も失っていたことが13日までにわかった。ハマスが声明で明らかにした。
当初の情報では、殺された孫は3人とされていたが、ハマスは4人だったとし、その名前も確認した。
息子らが死亡した空爆は、ガザ市北西部にあるシャティ難民キャンプ近くで起きていた。
イスラエル軍はCNNの取材に、未成年者を含むハニヤ氏の他の親族が危害を受けたとの主張は承知しているが、軍は事実関係を確かめてはいないと述べた。
一方、イスラエル警察は13日までに、ハニヤ政治局長の姉妹がテロ犯罪に関与した容疑でイスラエル内で逮捕されたと発表した。ハマス工作員と接触し、イスラエル内でのテロ行為を扇動、支持した疑いがあるとした。
イスラエル治安筋によると、姉妹はサバ・アブデル・サラム・ハニヤ容疑者(57)で、今月1日朝にイスラエル南部テルシェバ町にある自宅で逮捕された。
警察と国内情報機関「シンベト」の合同の取り調べを受けたという。
警察によると、テロ犯罪に加担していたとの疑いにつながる証拠は自宅捜索で見つかった。