ロシア、クリミア半島へのATACMS攻撃を迎撃 国防省発表

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クリミア半島の港湾都市セバストポリのラズボジャエフ知事/Alexander Kazakov/Sputnik/Kremlin Pool/AP

クリミア半島の港湾都市セバストポリのラズボジャエフ知事/Alexander Kazakov/Sputnik/Kremlin Pool/AP

(CNN) ロシア国防省は15日、ウクライナ軍によるクリミア半島への大規模航空攻撃を制圧したと明らかにした。

ロシア政府によると、クリミア半島上空で「米国製のATACMS(エイタクムス)戦術ミサイル」10発を迎撃した。

クリミア半島の港湾都市セバストポリのラズボジャエフ知事は、ミサイルはベルベク軍用飛行場付近で撃ち落とされたと説明。同飛行場がウクライナの攻撃目標になった可能性があると示唆した。

ロストフ州のゴルベフ知事によると、プロレタルスキー地区の燃料基地でもドローン(無人機)2機による爆発が2回発生したという。

一連の攻撃で死傷者は報告されていない。

首都キーウを訪問中のブリンケン米国務長官は米国製のATACMSについて、既に「前線に配備中」の新規供与兵器に含まれていると明らかにした。

ゼレンスキー大統領は14日、ブリンケン氏に対し、ウクライナは防空兵器を緊急に必要としている旨を伝えた。

CNNはウクライナ当局にコメントを求めている。

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